料理も酒もどちらも美味しくないと・・・
料理はお酒との相乗効果でより美味しくなります。人の好みで、辛いとか甘いとかはありますが、食材のもつ旨味や、調理方法で出た旨味はほとんどの人にとって美味しい・・・
料理が美味くて酒も美味いと・・・
心が安らぎ心が開きます。ですから「ありがとう加藤さん!」のお客様の言葉が、励みになります。心が安らぎ酔えるのが「料理」と「酒」です。
※果実酒・サワー・炭酸の取り扱いは一切御座いません
【広島呉の宝剣山田錦・純米吟醸】
魚が主食の和食には日本酒が合います。刺身・焼き魚はもちろん、炊き合わせは鰹と昆布の出汁で炊いているので全てが日本酒にマッチします。広島の「宝剣」は今注目のお勧め銘柄です。こちらのお酒は利き酒日本一になった蔵元が造る日本酒であり、価格を抑えながらも立香・含み香・旨味・切れ味・余韻を満足させてくれ、全てがお勧めのお酒です。
【〆張鶴 新潟・中辛端麗さっぱりタイプ】
〆張鶴は私のバロメーターになっているお酒で、出会いは古く30年前です。当時大阪は灘の特級酒が人気という時代で、たまたま新潟土産にこのお酒をいただきました。当時は精米歩合が現在より5%低く精米されていた為、口当たり優しくオーソドックスながらもほのかな麹の香り、そしてさっぱりとした後口。これは鰹と昆布の出汁や、塩で味付けにする和食にぴったりだ!と直感しました。以来30年以上こよなく愛し呑み続けています。
【静岡の磯自慢・淡麗大辛】
磯自慢は、私が30年前に自分で店を出そうと色々考えていた時に出会った一本です。私の中ではまだ吟醸酒という名詞がなかった頃でした。心地よく引きつける立香と、口に含んだ時に感じるほんのりとした麹の風味と旨味が、今までに会った事のない味わいで、さすがにビックリしました。特に青身・赤身のお料理が相性抜群です。
【島根の王禄豊潤辛口】
約20年前、山中酒の店で初めて出会った時はまだ未完成ではありましたが、その時から素晴らしい酒になる予感がし、早速当店のラインナップに加えました。今では力強い旨味も増し、程良い熟成がもたらす切り味の良さが、旨味の強い焼き魚などに合います。